「自分で考えて、自分で行動できる人物」を新卒に求める企業について考える。

最近、木曜日の夜10時からNHKで「ソクラテスの人事」なる番組が始まって、どうせバラエティーだろうと思いながら企業の現役人事部員も出演すると言うから律儀にも2回見て、がっかり。

どうせ、バラエティーと思えば見もしないのだけど前宣伝で採用の現場を見せてくれるようなことを言ってたから大企業ではどうなんだろう?と思って、思わず見てしまった。
急激な景気悪化で就職氷河期にまっさかさまに突入してしまった世の中を逆手に取るえぐいコンセプト。
で、結局酷いバラエティー番組。人事部は本音の、ほんの少しのかけらしか出してない(当たり前だね)。

これを見て面接の準備とか、思ってる学生がいないことを願います。
そりゃ、必要に応じて番組に出てくるより、もっと捻(ひね)った質問もするけれど現実の現場はもっと地味。
地味だけど、きっちり学生を見ています。
受験者本人の思考特性や行動特性を繰り返し確認したり、目的達成のための適応力や協調性、ネットワーク構築能力など実務的で付け焼刃の効かない面接や、適性試験が行われている。
もっと厳しく仮説検証が行われてて、そんなに甘くは無いのです。
変な学生を入社させたら人事部のレベルが批判の的にもなるから、
どちらかというと保守的採用傾向が強い。

番組は、幼少期から現在までに構築された受験生本人の特性が、受験しようとしている業界によって長所であったり短所であったりすることを現役の人事部の人が教えてあげたらいいのに、と思う。
例えば、慎重な性格は営業系の企業には短所と評価されがちだけど金融系では長所として捉えられることが多いとか、理系の論理を積み重ねていく発想は意外に問題分析に向いているので提案営業に向いているとか・・・、そんな事例はたくさんある。そんな判りやすいバラエティーだったら、笑いながら参考になるのに。

最後に一つ。
NHKが人事部員にどんな学生が欲しいか尋ねると、「自分で考えて自分で行動できる人」と回答する人事部が多くてがっかりする。多分、指示待ち族社員オンパレードの裏返しだと思う。
社員教育に苦労しているのか、放棄しているのか、
今の日本の教育制度や友人関係の構築や政治風土の中で、自然発生的にそんな理想的な学生が存在するわけが無い。
学生の中でそんな存在は、逆に浮いてしまう可能性だってあるのが今の日本だと思う。

適性検査もやってるわけですから
物事に熱心に取り組んだ経験があり、グループ行動の中で結果を出してきた経験と資質が採用学生にあれば入社後の教育で充分に育てることが出来るのです。
もう、そんな教育する暇がないと思うのならその企業自身スピードを出しすぎていると反省すべきだと思うけどな。若しくは、人事部の能力が低下しているか、と思う今日この頃です。

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  • 採用 適性検査

    Excerpt: On a Whim: 就職活動まとめ-適性検査関連の練習これも同じく、自分の素をそのまま反映させたかったため。 適性検査なので、あまり無理して反復練習して自分の普段とは離れた結果を出してもしようがない.. Weblog: 適性検査で損をしない為に racked: 2009-04-17 06:42